今回、小笠原で御世話になった『D・Sさん他』は・・・!
◎パパス・ダイビング・スタジオ。
10ノットも出ないボートを傭船、それに自社ボートが40フィート・チョイ辺りの和船の船殻にキャビンを載せてある『パッと見、クルーザー』と27フィート辺りの平和船を使用、カフェテリアと宿泊施設を併設・営業していらっしゃる御店です。
ダイビングのスタッフさんは10名前後 居らっしゃり、交代で送迎やチャージの陸の仕事と海の仕事をしていらっしゃるようでした。
尚、『シリンダー』は『アルミの9.8L』でした・・・!
◎パパス・アイランド・リゾート。
カフェテリアと宿泊施設の営業をされていましたが、宿泊施設はロフト付きの4人部屋ばかりが10室、ロフトにはベッドが2台 設置されていましたが、ロフトとは言うものの、2台のベッドが置かれていても充分なスペースが確保されていました。
当然の事ながら1階はもっと充分な広さで言う事無し、しかも『室内清掃もリネンの交換』も毎日で清潔な毎日を過ごせましたし、シャワーの水圧が充分でしたのも嬉しいポイントでした。
又、宿泊施設の裏側には器材の洗い場が設けられていましたが、干すスペースは充分でしたものの『洗い桶』が小さな物が2個しか無くて、気の弱い私達は順番待ちが気に掛かりました・・・。
尚、朝食は宿泊料金に含まれていて『洋食』と『和食』が日替わり、どちらも『量』は今一でしたが、『味』は満足でした。
夕食は予めオーダーしておけば別途料金で大丈夫ですが、美味しいとは言うものの、量は少な目で結構な料金でした。
◎ダイビング。
今回は、父島の周りを潜るポイントと、小笠原諸島の北端の『聟島や姉島周辺』まで片道2時間程 掛けて足を延ばすポイントの2パターンを使い分けていましたが、今回のダイブでは何処に降りても水が悪くて残念でしたし、生物も目を見張る程の物には出会えませんでした・・・。
勿論、『地形』に至っては『基本 ノッペラボウ』、小笠原に地形ポイントが無い訳では無いとは思いますが、とにかく今回は『ノッペラボウ』でした。
で、その理由はね・・・。
今回のゲスト・ダイバーさんは常時 25名辺りで、何と その内 女性のダイバーさんが『7割』を超えているんです・・・!
しかも『女性』と言っても『かなり歴史を作って来られた女性』で、『本当に潜れるのかな・・・?』と訝しんで見ていた程ですから、もはや『地形ポイント』を期待出来る状況では無かったんです・・・。
勿論、器材を背負ったままEXなんて事が出来るはずも無くて、波に翻弄されてラダーを持つ手が外れないようにするのが精一杯で、スタッフさんに器材を脱がして貰っていました。
特に、一番 年長さんだと覚しきダイバーさんは一旦 下に降りたらフィン・ワークは無しで、ずっと『ロック・アップ』で移動していらっしゃったのには さすがにビックリでした・・・。
そんなダイバーさんと一緒な訳ですから、『ノッペラボウ』なポイントしか使え無かったんでしょうね・・・。
それはそれとして、『う~ん・・・。』だったのが『潜水時間』、何と『35分』なのです・・・!
それがですね、殆どのポイントが『ドリフト・ダイブ』なのですが、ダイバーの強い味方の『潜降ロープ』が無い為に、『潜降』を開始しても女性ダイバーさん達は一人では降りられずに水面でバタバタ、スタッフさんが迎えに行って一人を降ろしておいて、次の女性ダイバーさんを迎えに行ってる内に先程の女性ダイバーさんが水面に、こんな『逆モグラ叩き』を繰り返して、先に降りている私達が忘れた頃に全員が下で集合、やっとダイブが始まったと思って喜んでいると、先に降りている私達の『潜水時間が25分』になると浮上の為に沖へ向かって移動を開始、5分程度 沖へ出たら『-5M』まで上がって『3分間の安全停止』、それから水面へ戻った時点で『35分』、つまり『普通に言う潜水時間は20分、有るか無いか』なんです・・・。
『20分』・・・。
かなり高額なダイブ・フィ-なのにスッキリとしない私でした・・・。
◎小笠原諸島/父島。
東京の羽田空港からのモノレールの終点駅の『浜松町駅』から『徒歩10分チョイ』の『竹芝桟橋』からの出港の『おがさわら丸』で、『24時間』のクルージングで小笠原諸島の中の最大の島の『父島』の『二見港』に着岸、次に『おがさわら丸』が竹芝桟橋に向けて離岸するの3~4日後(時期に因って変更有)で、その間が私達の滞在期間となります。
港の前の道路が『メイン・ストリート』で、洒落たカフェテリアや御土産屋さん、勿論 マリンスポーツの御店等が並んでいますが、そのメイン・ストリートの端から端までの距離は ひいき目に見て300m程度、那覇市の国際通りのような大それたメイン・ストリートでは有りません。
まぁ、その分 熱い陽射しの下を延々と歩く必要が無いので良いかもですけど・・・!
でね、そのメイン・ストリート、人が少ないんです・・・!
歩いている観光客も少ないですし、その少ない観光客を呼び込むスタッフさんも皆無ですから、本当にノンビリと散策出来て何よりでした・・・!
そんな穏やかな父島ですが、一つだけ不具合が・・・!
高いんです、物の値段が高いんです・・・!
飲み物の自販機だけは全く同じ金額ですが、ダイブ・フィ-も宿泊料金もカフェテリアも御土産も、はたまた裏路地の食料品店で買うアイスも御菓子も、とにかく何でもかんでも、何処でもいつでも、とにかく高いんです・・・!
まっ、最低5割り増し、下手こくと『2~3倍』なんて話なんですから、なるだけ大きな御財布を持って行かないと、すぐに空っぽになってしまいます・・・!
◎おがさわら丸。
現在 就航している『おがさわら丸』は『三代目』で3年前に進水したばかりの新しい船で、全長150m、全幅20.4m、巡航速度44Km/h、旅客定員894名、7層のデッキの内、2~7階が旅客に供用されていて、レストランと売店は4階に、とうとう座る事が叶わなかった『展望ラウンジ』は最上階の7階に設けられています。
『24時間の航行』ですので、共用のシャワー室まで用意されていますし、深夜以外なら売店が開いていますし、自販機も『飲・食』合わせて数種類 設置されていますので、余程の我が儘を言わない限りは困る事は有りません・・・!
特に、売店には『7-11』が火を付けた、あのコーヒー・マシンと同様のサーバーが用意されていて、アイスもホットもOKです・・・!
但し、値段は『倍』ですけど・・・。
まぁ、とにかく『暇』以外は不具合は無いような状態なのですが、一つだけ大きな懸念材料が・・・!
それは外洋を航行するって事です・・・!
『非常に穏やか』と言う海況でも常にゆっくりと揺れているんですよね・・・。
その揺れは、『極端に船酔いに弱い人』ですと、アウトかも知れません。
ましてや『悪天候』の中でしたら地獄でしょうね・・・。
そんな訳ですから、客室の通路には至る所に『エチケット・パック』が しこたま吊してあるのですが、使う羽目になりたくないですね・・・。
そんな話の小笠原ツアーでしたが、行く事が出来るのでしたら、勿論 御勧めしますが、旅程が長くなる事や『24時間の外洋の船旅』を考えると『優先順位』は かなり下がるかも知れませんね・・・!
それにしても、夜にデッキに出て潮騒を聞きながら果てしない漆黒の海を見ていると、こんな海をヨットで小笠原まで行かれた秋ちゃんの『肝っ玉』に感服でした・・・! (≧Д≦)
さぁて、今度は『Ⅴ』の事を考えなきゃあね・・・。
う~ん、どうしようかなぁ・・・?